FAQ
よくあるご質問
各ROOMのナンバーは質問の難易度を表しています。
ROOM 2
根菅治療はその「歯根の管」中の壊死物質を除去し、消毒する歯の基礎の治療です。その治療を簡単にすませ細菌を取り残した状態でクラウンをかぶせてしまうと、後々トラブルが出る可能性が高いので、根管治療は非常に重要な治療です。根管治療の治療期間は早い場合には数回で終わることもありますが、根の先に炎症があり、それがなかなか引かない場合には長期間かかることもあります。いつまでたっても治らない場合には歯が割れていたり、歯根の形が非常に複雑だったりする可能性もあり、その場合、抜歯になったり根の先を切る手術(歯根端切除術)が必要になることもあります。
インプラント治療には骨の正確な情報が必要不可欠です。インプラントを埋入したい部分の骨の厚みや幅、上の歯でしたら上顎洞の位置、下の歯でしたら下顎管(下顎神経の通っている管)の位置、それらをきちんと把握していないと安心で安全なインプラント治療はできません。通常歯科医院で撮影するレントゲン写真は2次元の情報しかわからずその情報だけでインプラントの診断をするのは危険です。実際、他院でインプラント治療はできませんと言われた患者様もCT撮影してみたら問題なくインプラント治療ができる事がわかりインプラントの手術を行ったケースがあります。
通常、かぶせ物、詰め物は形成(削った)した歯を印象材(粘土状のもの)で型取りし、そこに石膏を注入し歯の模型を作成します。その模型を使い技工士が修復物を作成していくので、装着まで一週間ほどかかります。しかし、CERECを使えば形成した歯を3D光学カメラを使って撮影(直接法)し、ダイレクトにコンピュータのモニター上に立体的に歯列を再現します。従来の ような型取りは必要ありません。そしてコンピュータを使い歯を設計(デザイン)します。 そのデータを基に、コンピュータが自動で歯を削りだしますので歯の本数にもよりますが1本でしたら来院されてから一時間本半ほどで装着が完成します。CERECによるセラミック治療は治療回数や期間を大幅に短縮できる最先端の治療法です。
インプラントの手術の際、まず、インプラント体(人工歯根)を埋め込む穴をドリルで開けます。神経が通っている骨への手術は正確さが大切で、この位置を誤ると術後の経過にも大きな影響を与えます。 当院ではこの位置決めをするための装置『サージカルガイド』をそれぞれの患者様のCTの撮影データを基に作製し、インプラントの手術を行っております。サージカルガイドを使用することにより、安全で、かつスムーズに手術を行えます。
ジルコニアとは、酸化ジルコニウムを安定化させたセラミックで、宝飾品として知られるキュービックジルコニアと結晶構造は異なりますが、ほぼ同じ成分で出来ています。強度としなやかさ、美しさを兼ね備えた、セラミックの中のセラミックとも言える歯科材料です。ジルコニアが歯科材料として使用されるようになったのは、日本では最近のことですが、ヨーロッパやアメリカでは、その優れた強度と性質から「白いメタル」とも称され、オールセラミック治療の主流になっています。
コアとは歯科用語で「支台築造体(しだいちくぞうたい)」といい、字の通り「歯を支える台」のことです。根菅治療を行ったあとはクラウン(かぶせ物)を支える台としてコアを入れる必要があります。コアの素材は従来金属が主流でしたが、金属製コアはとても硬く、強い力が加わると直接歯の根に力を加え根を壊してしまうことがあります。最近では金属にかわる素材として細いグラスファイバーの繊維を樹脂で固めたグラスファイバーコアが推奨されています。グラスファイバーコアは適度なしなやかさがあり、衝撃を吸収することで根を壊しにくく、歯にもやさしい材料です。
自分の歯のような自然な感覚が得られます。 従来の入れ歯と違って口中に異物感がなく、食事や発声に不便を感じることがなくなります。噛む機能は天然歯に限りなく近く、よく噛むことが出来ます。それに従来はブリッジという治療法で、健康な両隣の歯を削らなければなりませんでした。インプラントは抜けた部分だけに新しい歯を植えることができますので残ったご自身の歯に負担をかけません。そしてインプラントは失われた歯に変わり、新しい歯を植えることができます。自然な色で美しい歯並びをよみがえらせます。色も自然な色調に再現しますので、違和感のない美しい口元に変えることができ、健康的で自信あふれる笑顔があなたに戻ります。
反対にデメリットとしては インプラントを埋め込むためにオペが必要になること。より確実な手術法を行う場合、他の治療に比べ若干治療期間が長くなること。治療に保険が利かないこと、などが挙げられます。
金属の時計やアクセサリーなどで皮膚にかゆみや湿疹がでたことはありませんか?
最近、皮膚や粘膜の病気の原因として、歯科治療で使用される金属に対するアレルギーが注目されています。 直接金属のあたる部分がかぶれるだけでなく、手足や全身にまで影響が及ぶ事があります。原因不明の皮膚病として悩まれる場合も多いのですが、口腔内の金属アレルギーは、金属を使用してから数十年を経て突然発症することも多く、すぐに症状が現れるとは限りません。
金属アレルギー歯科で使用している金属そのものは生体に対してアレルギー性を示しません。しかしのちに金属が溶け出してプラスイオンとなり体のたんぱく質と結合、それを異物とみなした体が過剰反応を起こします。
原理は花粉症やアトピーと同じで、特殊なものではありません。今現在、金属アレルギー反応のない方でも、お口の中の金属によって、アレルギーになってしまう恐れがあり注意が必要です。 お口の中に金属が存在する以上、金属アレルギーになる危険性に常にさらされています。当医院では、金属アレルギーの原因になる心配のない素材を用いた治療(メタルフリー治療)をお勧めさせていただいております。